私は文系出身だったためプログラミングやITに関する知識はなく、先輩たちが業務で話している会話内容も全くわからない状況でした。業務時間内だけではなく帰宅後もテキストやインターネットで自己学習をしました。
周りの先輩たちにも頼り、わからないことを調査しながら 実践を経て学んでいきました。
OJTトレーナー以外のチームメンバーも 育成に積極的に参画してもらえることに驚きました。
他チームのメンバーからも「今どんなことをしていて詰まっているところはないか」「人間関係で問題はないか」など、仕事以外のことも気にかけていただき、部署全体で若手社員を見守っている雰囲気を感じました。
モバイル事業部では スマートフォンの開発管理と通信端末・5G基地局の動作検証テスター業務を行っていました。開発者・テスターがいるチームの管理者として、スケジュール管理や進捗把握・お客様への報告や調整を行っていました。
私が今まで携わってきた仕事の中では、5Gの普及に貢献できたことが印象に残っています。5Gは従来の4Gと比較しても通信の仕様が異なる点があり、最先端技術だったため 文献や研究資料などもない状況でした。
チームで発生した不具合を多角的な視点から分析し、トライ&エラーを重ねることで、事象と解決策の知見を蓄積していきました。このように5Gの初期から開発に携わり、4Gから5Gに対応するスマートフォンへ切り替わっていく瞬間に立ち会えたことに喜びと達成感を感じています。
現在はオートモーティブ事業部へ異動し、自動車メーカーの戦略企画、事業改善提案などの上流工程に携わっています。お客様への提案や企画のアイディア出しやプロジェクト進行のサポートをしています。
お客様へ企画・提案を行う機会も増えてきたので、お客様にとっての利益と労力、懸念点などを考慮し、信頼してもらえるパートナーになりたいです。
就職活動をする際に、やりたいことが明確である人も、そうでない人も、自身が持っている軸に少しでもマッチしそうな企業であれば積極的にトライしてみてください!
本人と親和性のある企業を見つけるには実際に企業で働いている人と話して雰囲気を掴むのが一番の方法だと思っています。
選択肢を広げる意味でもありますが、積極的に動くことで様々な知見を得ることができるため企業側を選別する勢いで就職活動をしていただければと思います。